今日の日記

2001年4月4日
一日中考えた。実際には2日弱。

彼のことがグルグル頭を回る。

何に悩んでいるのか・・・
彼に対する不安はもう解消できていた。だったら・・・?

頭で思うことはふわふわと上滑りして同道巡りだ。
日記に殴り書くことにする。悩みが地に足をつけて色々見えてくる。
1つ目の彼への不安・・・これは解消されていた。
2つ目、もしかしたら恋に飢えてた私は彼に全てを捧げてしまうかもしれないこと。でもこれは自分でなんとかするしかなかった。

3つ目、私が思い悩んでいるのはむしろ恋の実った後のことであること。

私が悩んでいるのは彼のことだった。自分が生まれた年の父の年齢が今の彼だった。
私みたいに男の人とはじめて交際する女というのは別れる可能性大でしょう?その時間彼はロスするわけで。それで彼はいいのかな?と思った。(ずいぶん自惚れて聞こえるが)
そのくせ、彼を思って自分から断ることができないのだ。私欲に負けている自分がいやらしい。普段彼を心配してもこれでは口先ばかりの女ではないか?

・・・これが悩んでいたことだった。

連絡できないと言いながら実はメールを何度もチェックしたり、携帯見たり、チャットのTOPページを見に行ったりしてた。
彼はその日別の女の人と話していた。内容は見えないけど。また涙が出た。
・・・淋しかった。
しばらくすると彼の姿は消えていた。

私は、と言うと別のチャットで、年の近い男の子達に男から見てどうなのか?このことを相談してた。
結果は、「そんなに思ってないなら別れろ」と「もし別れることになっても相手も解かってくれる」ということだった。

少し気分も落ち着いた。
彼も相談してたのかなぁ・・・(だといいなぁ、って感じで)

約束の日
カラオケでも行こうかと思ったが、時間待ちだったので古本屋へ行く。
1冊100の中に一冊の本。
女の気持ちも解かる作者(男)が、男が女をどう思ってるか(?)、みたいなのを説いた本だった。
彼の気持ちを知りたい女の子なら誰でも読みたくなりそうな本。買おうかなぁ、と思ったけどやめた。
こういうことは彼に聞けば、教えてもらえばいいんだ、と何故かそう思った。

デパートへふらふら行った。読みかけの小説を読み、服を見たり、本を見たり、店内を散策した。おもちゃ屋の横を通り過ぎ、幼少の頃の自分を思い出した。
『行く当てもない。今日は閉店までいよう・・・』閉店一時間前の店内は人通りも少なく、何故か心を癒した。辿り着いた遊び場は模様替えはしたものの幼い頃のまま。やわらかなソファに腰をおろした。涙があふれた。死んだ祖父のことやこれからのことなど、私の不安要素が一気に押し寄せる。
『どーしたらいいのかなぁ・・・』
 
 他人前では絶対泣かないようにしてきた自分。泣いてしまった日は自分が恨めしくて・・・。
 そんな私はこの頃、別段涙をこらえようとはしなくなった。塾の自習室で涙がこぼれたこともあった。他人の視線なんかどうでもよかった。むしろ他人など入れる余地のないほどの思いを持つ自分が好きだった。

 涙のせいで朦朧とする。弱い自分。瞳をそらして歩こうとしてる。涙を流す自分は嫌いじゃない。
 私は自分に同情して生きている・・・確かにそういうところもある。

 それじゃダメなんだ。

前から分かっていてまだできなかったこと。

涙目で周りをにらみつける。しっかり凝視する。
涙を拭いて。かばんを持ってソファから一歩踏み出す。
『ちゃんとカタをつけよう』自分の気持ちに。

日記を書いて気付くことはホントに多かった。
大きく分けて3つ。
1つ目、気を使いすぎて気を使わせてるんじゃないかってこと。
2つ目、彼の優しさ。
内心を曝すことで頼ってるとするのではなく本当に頼ろうと思った。

約束の日、その夜。

内心来てくれないんじゃないかと思ってた。それも仕方ない、と。
彼は来てくれた。
『きついこと言うけど覚悟して』と言う。言いながら彼はいつも、今の私や生きる上での大事なことを教えてくれる。きつく感じたことはあまりない。
この日も彼はそう言った。彼は私に沢山質問した。
仕事でそんな時間もないだろうに、私のために色々考えてくれていた。
質問することで私の頭を整理しようとしてくれていたに違いない。

彼への気持ちは『好き』と言うものなのかもよく解からなかった。ただ、涙してしまっただけの感情はあるといった。
私の彼に対する悩みも。今は結婚とか考えてないから私が考えるようになったらでいいよ、と返事をくれた。
『愛して欲しかったら愛さないといけない』と言われた。前にも別の人に言われたっけ?
でも今、貴方を好きだと、そう言って貴方にいいことなんてない。

『見解はもういい』
『今、どう思ってるの?』

3つ目、彼には彼の事情。彼のことは彼がよく知ってる。私は自分の思いに正直に動いても大丈夫。

『好き』
『そばにいて欲しい』

と、初めて囚われる物無く素直に言えた。
不安に思うことなんかない。解からないことは彼に聞けばいいんだ。

最後に彼が、
恋って理屈じゃないんだけどね・・・
と付け足しながら
『愛し方を教えてあげる』『愛され方もね』
と言った。

もっと幸せにしたいっていってくれるけど、私は十分すぎるくらい幸せ。だって、家族でもない人が胸を焦がしながら私を想ってくれるなんて夢みたいだもん。

・・・でも今は彼が悩んでるみたい。

私にはどうすることも出来ないのかなぁ。心配かけまいとしてるんだろうね。
あぁ、一途なトコがあるから心配だよ。ホントに何もしてあげられないのかなぁ・・・。

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