ラブソング

2001年4月30日
彼から最後にメールが来たのが9日。
あれからもまだメールは書いてて。
今の状態の彼を相手に淋しいなんて、しっかりとは・・・書けないよね。でも弱さに負けて言葉を違えて書いてしまう。
我慢して最後まで書かずに、代わりに今日の楽しかった(嘘、全然楽しくない)出来事でごまかして「早くよくなりますように・・・」と締めくくる。

私はかなりフラストレーションが溜まって、ナーバスは前以上にカムバック。

笑顔は作れても瞳まで笑えない。

26日に彼からメールが来た。やっと、やっと。
彼からは、自分は入院中だが引っ越したことと、プロバイダー解約のためにメアド変更のことが書かれてて。用件だけって感じで。メールは今度ちゃんと書く、と記されている。

依存なのか、恋なのか。
この日記に記してからずっと悩んでた。

26日に来たメール。
期待はずれのメール。
読むほど私の淋しさをあおりたてた。

彼から、もし別れを告げられたら・・・
そんなことを幾度思ったことか。
この日、私は初めて彼を本気で想った気がする。
彼と別れたくない、と強く。

別れてくれ、と言われれば私はおそらく別れる。決してすがったりはしない。
そう言われても、言われなくてもそれが結果であったのだろう、と。彼を恨んだりしない。自分を惨めに思うだけだろう。そして彼のことを深く感謝すると思う。

でも。
でも、別れたくない。絶対に失いたくない。

ここ十数日流れなかった涙が
その夜からあふれてしまうようになった。
夜の暗闇は心を解放させる。

彼の存在が大きくなって・・・なんてセリフは何度も耳にしているけど、私の中もそういう状態になっている。

少し
自分が少し惨めな気がした。
毎日メールを出して。でも返事は来ない。用件だけ。感想もくれない。

永井真理子をかける。
「日曜日が足りない」
♪私だけ夢中でいるの?
 イヤだから電話をかけないよ
 気付いててね・・・

今日、彼からメールが来なかったらしばらく出さないでおこう。
・・・そう思ったのは29日。

きっと来てないんだろうなぁ・・・
我慢してた手をPCに伸ばしたのは22時半少し前。
OEを開いて、送受信する。

受信1通。

友達からだろうと思ってたそれは
思いがけず彼からだった。
今度は文で、ちゃんと。
涙があふれた。会いたかったの。痛いくらい。

彼が送信したのは22時半少し前・・・

送ったトコだったよう。

会いたい、と書かれているメール。
一緒の時間を過ごしたい、とそう書いてある。

すぐ下に面白い話で締めくくられてる。
彼は私と同じ?それとも違うのかな?

「猫の春」
季語であり、猫にとって恋の季節であるけれど。
春は恋の季節なのかなぁ?
ラジオはこの頃ラブソング特集など組まれていて。
少し前に流行ったような曲は私にとって、とても聞きやすい。

気がつくと、ラブソングと言われる恋歌はそれまでの印象や言葉の情景を変え、私の心情にぴったり当てはまるようになっている。

恋は2度するものなのだと思った。

私はこの恋で初めて2度目の恋を知る。

コメント

最新の日記 一覧

<<  2025年5月  >>
27282930123
45678910
11121314151617
18192021222324
25262728293031

お気に入り日記の更新

テーマ別日記一覧

まだテーマがありません

この日記について

日記内を検索