平均台の女

2001年7月29日
―――――ロープほど危険ではない。


T君は私を神経の細い女だと言った。
すぐにでも狂いそうだって。
だから、すごく心配なんだって。


―――――――――――――――――――――――――

浮気中の私 と 彼
メールで毎日繋がっていた。

今の彼はカラダしんどいから、キスよりお昼寝。
私はKさんが眠るまで
膝まくらしてうちわで扇いであげると言った。
そんな
・7月28日
彼からのメール
『ずっと抱き合ってたい』
『溶けるくらいキスしたい』

すごく嬉しかった。
でも、浮気し始めた。


―――――――――――――――――――――――――

・7月29日
彼に
「大っキライ」ってメールを
「ごめんね。拗ねてみたかったの。」
って言い分け込みで入れてみた。

彼は「すねちゃダメ」と慰めてくれた。

なんで拗ねたのか理由は聞かなかった。
私はT君と浮気中。
この日、私は
メールの返事を書かなければよかったと後悔した。
私のこと少しは心配して欲しかったから。


―――――――――――――――――――――――――

・7月30日
彼からのメール
『俺のこと好き?』
『俺の気持ち、気付いてる?』

ってメールが入った。
そのメールはこう続いた・・・

『俺はじゅりあに愛されていることわかってる』
『だから、いつもそばにいるよ』

私はどうしても素直に読めなかった。
“私が好きだから”側にいてくれてるの?
―――ナラ、ヨカッタジャナイ。
     彼ハじゅりあカラ離レテクレル。
    
   デモ、ダメヨ。
   彼カラ別レルヨウニシナキャ。
   じゅりあカラ別レルナンテデキナイモノ。

違う。そうじゃない。
そんなの全然よくない。
彼も私のこと好きでいて欲しいもん。

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
この日、私は7月4日以来 初めて
彼にメールを送らなかった。
彼を試した
心配してくれるかな?って期待しながら。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

そしてT君とチャットする。


―――――――――――――――――――――――――

・7月31日
私は狂った。

どうしよう。
彼にメール出さなかった。
怒ってるんじゃないかなぁ。
もう、二度とくれないかもしれない。

ああ、あんな事するんじゃなかった。
あんなに大切に私のこと思ってくれていたのに!

ベッドの中で私の頭は錯乱していた。
彼からメールは来ない。

どうしよう。
どうしよう。
どうしよう。

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
この日、私は彼がいなくなることの恐ろしさを
前以上に思い知らされた。
彼からのメールがないと、私はどうなってしまうの
か。

彼と別れた後、私はどうなってしまうのだろう。
勉強はそのまま続けるにしても
(受験勉強はある意味狂ってしかできないのだから)
他が・・・私が狂ってしまう。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
この日はさすがにT君どころではなかった。
携帯で私はT君にKさんのことを懺悔した。

「昨日メールを出さなかった。
 あんなに想ってくれてたのに」
「私から手を放してしまった」


Kさんの「そばにいるよ」って
その言葉を心の支えに夜まで過ごす。

夜になってもメールが来ない。
どうしてだろう。やはり怒っているかもしれない。
―――デモ心配シテクレテモイイノニナ。
   ダッテ書カナカッタノ、今日ガ初メテジャナイ。

コメント

最新の日記 一覧

<<  2025年5月  >>
27282930123
45678910
11121314151617
18192021222324
25262728293031

お気に入り日記の更新

テーマ別日記一覧

まだテーマがありません

この日記について

日記内を検索