デートの手引き
2001年8月11日8月11日は前の親友(彼女)のBirth Day。
彼女は19歳になった。
動物関係の仕事をするつもりの彼女は今、頑張っている
本当に好きだもんね。
今はもう話さないけど、おめでとう。
そして、ありがとう。
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T君は私を気に入ったようだった。
(手持ちのシャツはどれも大抵バストコンシャスなので、初めましての目がそこに移ったのがおかしかった)
早々に手をつながれ・・・
(指を組まされた時は流石に反発したが)
街を歩く。
(色々巡っているうちに指は組まされていた 笑)
この手が彼だったらイイな♪
(そう思いながらも彼ではないので気は緩められない。)
*こうして彼と歩きたいなあ。
「そうだね 笑」
誰から見てもきっと若いカップルだったに違いないが、
私たちの会話はずっと、私と彼の話だったりした。
久々に走った私は気分が悪く、しばらく歩いた所で
茶店に入った。
席に座ってから、一番安いサンドイッチ
(結局ほとんどT君が食べた)
と、私はアイスティー。T君はアイスコーヒーを注文。
サンドイッチは、少し豪華で(中身が詰まりすぎて)
非常に食べにくかった。
彼と食べるならサンドイッチはやめよう。
T君と、彼の話を延々とした。
そこでの結論は
【初めての恋がそれってヘビー過ぎるよ】
私はナミナミのアイスティーを飲み干し、
お冷も2杯目に突入して(それは残したけど)店を出る。
*いいの?
「いいよ。」
*じゃあ、おごってもらうね。ありがとう。
「はいはい。」
ちゃっかりおごってもらった。
(どうやら税込み料金だったよう。)
そうして、また街を歩く。
「観覧車にのろうか。」
*二人きりはちょっと・・・
ごめんねっ、と言いながらちゃんと断った。
ごめん。本当にイヤだった。
ボーリングしようかと思ったけど、受付が解からない
(しかも、やたら高かった。地元じゃ2回できるよ。)
ので、やめとこうかってことになった。
色んな店を見てまわって、
(友達に見られてやしないか内心ヒヤヒヤしてたけど)
誰に会う訳でもなく、買うわけでもないって感じで。
(だってどんな服がイイかって分からないし、ねぇ)
「どんなCD聞くの?」
*う〜ん・・・中島みゆきとか多いよ?
*橘いずみとかも聞くし〜。
心の中で流れてるのは
《恋人と別れる50の方法》だったりして。
しばらく歩いて、今度はデパートのイスに腰掛けた。
そこでもまた延々と彼と私の話をした。
話は発展し、膨らんで(と言う訳でもないが)
更年期障害とか、長男の家だとどうとか、
彼との結婚の話ばかりになってた。
優しく(?)頭を撫でられると、非常にむかついた。
熱弁を振るってはいたがとても眠く、
T君の肩にアタマを擡げてしまったらどうしようか
という思いが更に私を雄弁にさせていた。
隣りのカップルはコソコソと私達のことを言っていた。
彼とケジメつけるなら、早い方が
私のためにも彼のためにもイイって話で。
T君が、私が彼と別れた後に告白する話になって。
(確か、そうしないと次の恋に行けないって話ね)
*だけど、しばらく恋はしないわ。
「そうだね。彼一直線って感じだもん、××は。」
*うん・・・。そだね。
ここでの結論
【私は年齢より随分高くみえるよ】
イスを離れ、駅の中に入っていく。
「××(私)は俺と彼以上のコトしてるもんな。」
*ヤ〜〜!(バシッ)
「照れなくていいのにぃ。」
*ううっ。もう!
「××のコト抱いたもんね。
そう(=抱いた)思ってていいの?」
*思いたかったらそれでいいよ(即答)
「あら、冷たいのね〜 笑」
そんなことを言いながら・・・。
(事実は事実って感じで。ネチネチ言われるの嫌だし。)
≪まだ続く≫
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