遊びの続き

2001年8月12日
*もう、帰るの?
「ううん。駅の方行こうか。」
*うん♪
*なんかね、男の人とデートってないから・・・
「え?デートなの?そうか。ふ〜ん(喜)
「遊んでるだけだったけど、そう思ってくれてるんだ」
「そうか。そうか。(喜)」
*うん。凄く勉強になる。こんな感じなんだぁって感じ。

*服ね、こんなのって男の子からしてどうなの?
「かわいいと思うよ。」
*ふ〜ん。そうなんだ。
「ふ〜ん、て(笑)」
*T君てさぁ、私に会っても嫌じゃなかった?
「ううん。会ってくれると思ってなかったから。
 ビックリしたね。」
*そっかぁ。
「嫌じゃない?って聞かれて嫌って言えないし(笑)」
*そりゃね。そうでしょうとも。いいさっ。どーせ!
「アハハハ。そんなことないから(笑)」
*ふ〜ん。あ、そう。(笑)

そんな訳で、帰りの電車に乗る前にはT君に
告白されてしまったりしたのでした(爆)

帰りの電車は一緒だったりして、
ちょっとガーンって感じ(笑)
電車の中では手つなぎを拒否致しました。

下りる前に行きに買った傘は、ちゃんとT君に差し上げて
(ちょっとした今日のお礼に?)

電車から下りる時に
*今日はありがとう。
と言って、私から指でキュッて握手した。

下りて、硝子越しに手を振って、
私は一度も振り返らなかった。

私はT君の思い出となれただろうか。

T君にしたらちょっとした一夏の恋だったかもしれない
悪い気はしない(笑)

帰りにデパートに入って、T君からの
メールを、今日の履歴を、データを全て削除した。

「また、何かあったらメールして。」
*ん・・・でも、しないと思う。
「今度こそ?」
*ん。今度こそ(笑)
「もう、これきり?」
*うん。そろそろ私も自分で解決していかないとね。
「そうか、でも1人で抱え込んじゃダメだよ。」
*ん。もっと強くなれるように成長しないとね。
 ありがとう(笑)
「うん。」

T君は最後まで優しい人だった。
私は途中から顔も見てなかった。服も覚えてないけど。
ただ、黒いナイロンバッグを持っていた。

これだけ振り回して、彼は怒ったりしなかった。
それだけ人がイイのか惚れてたのか。
今となっては分からない。

とても楽しい一日になった。
T君にはいつまでも感謝である。
彼はなかなか紳士的だと思ったりした。

私の口から出た言葉は時折T君を傷つけただろうケド。
でもその言葉を吐いてしまうのはもちろん、
T君だからではない。(フォローでは決してなく)
どの男性にもそう言うだろう。

いつか彼とデートするとこんな感じなのだろうか。

この日、私は《時々は化粧室に行く》という事を学んだ。
T君が気を使ってくれたから行ってイイもんなんだ
ってわかったしね。
化粧していったからね。化粧直しに行っていいんだね。
ふ〜ん。

この日、別のデパートで私は例の
『娘たちのための狩りと釣りの手引き』
                を読んで帰った。

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